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★第54回   年末年始にかけて読んだ本     ★


 春一番も吹いて、いよいよ春らしくなってまいりました。
朝夕はまだまだ寒い日が続きます。体調管理を万全に、新年度を迎えたいと
思います。


今回は、
 『年末年始にかけて読んだ本』について、ご紹介したいと思います。


●ふわとろ SIZZLE WORD 「おいしい」言葉の使い方 B・M・FT出版部

2016年の秋の時点での「おいしい」を輪切りにした本です。
その中には、賞味期限の長いもの、短いものが含まれています。
ムック風の作りになっており、分野ごとに筆者が分かれています。

詳しくは、
「おいしい」ものを作っている人にインタビューをする。
「おいしさ」を表す言葉を拾い上げる。
「おいしい」を表す古今の映画、本をピックアップする。
「おいしい」言葉の辞典。と大きく内容が4つに分かれています。

「おいしい」と言っても、食の嗜好が、長年に渡って変わっていくという
長いスパンのものもあれば、また、一時のブームであった「食べるラー油」の
ように打ち上げ花火のようなものもあったりするのは、それぞれの賞味期限の
長短なのでしょう。

もし、同じ本を次の年に出版するとしたら、どのくらいの内容が入れ替わるかな。
と思うような「おいしい表現」にも鮮度があることを感じさせる本です。
物を食べて「おいしい」と感じる時間は、口に入れてそれが胃の中に落ちて行く
までの時間だけです。


●美味礼讃 (上) (下) ブリア=サバラン(著), 関根 秀雄(翻訳), 
 戸部 松実(翻訳) 岩波文庫

グルメ本の始祖ともされている本です。食に携わっているからには、読んで
みるかと思って読んだ本です。

しかし、読み終えてみると、今までこの本に対して感じていた
「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人間であるかを
言いあててみせよう。」に代表される格言めいた部分が、必要以上に強調され
ていたように感じました。

副題の「味覚の生理学」の方が、「美味礼賛」と大上段に振りかぶった題名より、
しっくりとくる内容に思えます。
19世紀の初頭に書かれた食いしん坊のエッセイが中心となり、そこから様々な
方向に枝が伸びている本です。

この本が書かれた当時は、学問の分類が今ほど厳密ではなく、この本も自然科学
関係の本として、分類されるのでしょう。
ただ書いてある科学的な考察が、現時点で科学的に正しいとは、言えません。
解説によれば、著者は、乱高下というか、流転の人生を歩んだようですが、
苦労人ゆえの楽観的なのどかなテイストになっています。


●台所のおと 幸田 文(著)  講談社文庫

最初に紹介した「ふわとろ」の映画、書籍紹介で見て、興味を覚えたので、
読んでみました。この著者については、幸田露伴の娘という知識しかなく、
幸田露伴の小説すら読んだことがありませんでした。

独特の切り口で市井の人を書いた短編集です。
ヒーローや偉人ではない普通の人達が、生活して死んでいく話ですが、
突き放したような、寄り添うような筆致で、もちろん、ハッピーエンドでもなく、
読み終わって気持ちがザワザワしました。

日常を切り取るとは、こういうことかと、感じさせます。


●文人悪食 嵐山 光三郎(著) 新潮文庫

去年来、一般社団法人東京味噌会館では、「江戸甘味噌」の歴史等についての
本を制作しています。もちろん、専門のライターさんにお願いして、執筆をして
もらっております。
しかし、少しは役に立てればと、当てずっぽうでこの本を読んでみましたが、
江戸甘味噌の影も形もありませんでした。
本の内容は、当たりで、明治大正期の文人の食に関する話で、そこにスポット
ライトを当てるとは、ナイス企画です。

しかし、現代と違って、食べ物に執着することは、卑しい行いだと言う教育が
行き届いていたようで、(武士は食わねど、高楊枝。)資料集めが大変だった
感が、行間からにじみ出てきます。

現代は、そういう意味で、異常なのかもしれません。
SNSには、誰も尋ねていないのに、3食の食べたものをアップしている人が数多く
います。
あの世のサバラン翁が見たら、どういう診断をするのでしょうか。


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